東洋医学とインドと八字(四柱推命)

鍼灸師、インド占星術、四柱推命鑑定士の翠名です🕊🎶インド占星術・東洋医学を取り入れた四柱推命を独自に行っています。

命式には時効があります。

「この間四柱推命を見てもらったけど、良くない命式って言われた…」

そんなふうにガックリ肩を落としていませんか?もし、そんなふうに言われたならば、それは大いに邪道であります。

台湾、中国の本場の四柱推命は八字(パオツー)と呼ばれます。私は八字、東洋医学について、本場中国の中医師に学びました。

なので、私がやっているのは正式には八字パオツーですね。

日本に伝来し、八字は四柱推命と呼ばれるようになりました。

前置きが長くなりましたが、命式にこうあったから、良くないというのは、八字パオツー本来の鑑定ではありません。

何故ならば、大運は25歳頃から本人に影響しはじめ、65歳頃から影響を及ぼさなくなるのです。理由は、人間の業、カルマは本人の思いや言葉、行動によって変わるからです。

30代までだらしなく情けない生き方をしていた人であっても、すっかり心入れ替えて毎日毎日善い行ないをして、結果が出なくても決して諦めないで、人に布施をし、自分もよく学び、死ぬまでずっと自分にも人々にも明るく優しく善行を喜んで頑張ったならば、その人は大変な不幸でしょうか?

もう、私が答えを言わなくても、紛れもなくその人が幸福な成功した人であるといえるのです。

そういうわけで、本場台湾、中国の八字(日本では四柱推命)は命式を超えるには、どうしたらよいか?幸福に生きるためにはどうしたら良いのか?その人にあった宿題の解き方を一緒にカウンセリングしたり、ご自身が自ら調べて、自身と向き合う地図にするものであるのです。

そして、八字の答えは、いつも道徳であります。悪い行いに結果があるように、善い行ないには必ず結果があります。

どんなに善人でも良い行いの業、カルマが熟さないうちはどんな善人でも災いにあうことはもちろんあります。

また、どのような悪人でも、悪業のカルマが熟さないうちはどんなに悪人でも、幸福に恵まれることがあります。

しかし業(カルマ)とは人間に影のように付き従い、生きているうちも死んだ後もまた次に生まれる時も、その人について回るものです。

業(カルマ)は何かといえば、過去から数えきれないほど、生まれて死んできた輪廻の果てからその人が行ったひとつひとつの言葉、思い、行動が業(カルマ)となるのです。

これは人間のちっぽけな脳みそで考えたら気が狂うことです。

ですが、人間の生まれは善い行を行い、善い言葉を行い、善い思いを行い、業を改良することができる、唯一の生まれであります。

 

なので、八字(四柱推命)とは何かと言われたら、それは自ら善い行いを行って、勇気を持って自身のカルマを改良するための地図なのです。

中国には袁了凡という人がいます。この人の色は、実は日本に伝わり、江戸時代には「陰徳論」として庶民を始め多くの方々に読み継がれました。

次回はこの袁了凡さんの陰徳論について語ろうと思います。

 

たとえどんな命式であっても、多くの方々を鑑定し、1万人近くを見てきた私から申し上げますと、幸福な一生を人間がすごすことにおいて産まれ持った命式は全く関係ありません。

 

悪い行いも善い行ないも、決して結果を軽んじてはなりません。植物が芽を出し、ゆっくりゆっくり成長し、その成長は今は気づかなくても必ず育っているのです。

大きく育ったと気がつくのは、遥かに年月がたった時です。

 

ぜひ、幸福な一生をお過ごしください。

人を幸福にするのは、財産ではありません。地位や名誉でもないのです。本当の幸福は、その人の行った善い行い、善い思い、善い言葉の中に宿って、いつまでもいつまでもその人を助けてくれます。

 

善はなし難いことです。だけど、やったら気持ちがいいのです。一緒に頑張って歩いていきましょう。

 

 

幸福の一助となりますように。

 

 

 

 

 

 

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